映画

「インディジョーンズ クリスタルスカルの王国」←ネタバレ!

先行上映にて。 最初に「インディジョーンズシリーズ」の新作決定のニュースを聞いた時に 思ったのはやっぱりハリソン・フォードの年齢。 ハードかつ軽快なアクションが売りのこのシリーズに果たしてついていけるのか…。 その疑問は見ている間じゅう頭の中を…

「犬と私の10の約束」

泣ける映画というのが宣伝文句のような映画は好きじゃないけれど、 犬飼いとしては見なければと、珍しく夫婦で見に行った。 ロケ地も函館だし。 …だけど主人公が中学生の頃はまだ良かったものの、 中盤くらいからストーリーが退屈で退屈で! 意味もなく旭山…

「ライラの冒険 黄金の羅針盤」

こういう映画、私は嫌いではないので苦じゃないけれど、 大々的に宣伝されてるほどのものではないかな…。 ワクワクするような面白さが感じられなかった。 これから作られる?続編への前振り的で、 メリハリがないというか、キャラクターが多い割に全体的に寂…

「バンテージ・ポイント」

訪問先のスペイン、大観衆の目の前で暗殺されるアメリカ大統領。 それを目撃、関わった8人の視点から暗殺を描き、 真相が明らかになっていく映画。 大統領に近い立場の人間から、たまたまそれに巻き込まれてしまう人まで登場人物はさまざまで、 彼らのバッ…

「アメリカンギャングスター」

実話と聞くとどうも弱い。 フィクションだとしても納得いくくらい無駄のないストーリーで、 キャラクター重視で男クサーイ雰囲気に、 時間も忘れて引き込まれた。 頭の切れる麻薬王を演じるデンゼル・ワシントンはさすがの迫力だし、 彼を追い詰める麻薬捜査…

「エリザベス:ゴールデンエイジ」

前作の続編というにはちょっとぼやけた感じで 全く別物として見るのが適しているのだけど、 それでもケイト・ブランシェットには当たり役だと思う。 ただ、ケイトと衣装の懲り様以外は特別見るべきものはなし。 メアリー・スチュアートを処刑するかしないか…

「八甲田山」

風邪だというのに、見てるだけで寒くなる「八甲田山」を見る。 ストーリーは有名な八甲田の雪中行軍に脚色を加えたものだけど、 何より見ていてぞっとするのはこれが多数の俳優とスタッフにて 実際に撮影されたということ。 今のようにある程度技術でカバー…

「スウィーニートッド」

ティム・バートンとジョニー・デップというアクの強い二人だし、 まさにこんな感じになるよねーって映画。 ジョニー・デップの歌は良かったけれど、 ヘレナ・ボナム・カーターは今ひとつ。 ヘレナは好きな女優さんだけど、 元々の育ちの良さに反発するかのよ…

「QUEEN VICTORIA 至上の恋」

ジュディ・デンチ!!!

「バイバイママ」

ケヴィン・ベーコン監督・出演、キーラ・セジウィック主演、 さらに子供たちまで出てるという一作。 キーラは子供が欲しくて欲しくて、妊娠だけを目的に男を求める女性。 しかも自分にとって完璧な子供にするために吟味。 それでもなかなか妊娠できずに落ち…

「さくら隊散る」

戦時中、演劇をあきらめられなかった俳優たちが移動劇団を結成し、 広島で被爆し悲惨な死を迎える。 この映画は彼らをよく知る関係者たちの細かい証言のインタビューと、 再現で構成されている。 再現シーンは白黒だけど、日々衰えてくる被爆者の様子がとて…

「隠し砦の三悪人」

ジョージ・ルーカスがC-3POとR2-D2のキャラ作りに参考にした、 という興味で見始めたのだけど、いやーこれは…。 とにかくラストの三人のカットがめちゃくちゃかっこいい! 背景は最小限で、三人の姿の迫力に圧倒された。 それと祭りのシーン。 名作と言われ…

「ホテルルワンダ」

虐殺から多くの人を救った主人公の話というより、 ルワンダの現状を知りながら見放すことを決める大国や、 ジャーナリストの「ニュースを見ながら『怖いね』で終わってしまう」という言葉に チクッときた。 そう、まさに対岸の火事なんだよね…

「フルメタルジャケット」

「時計じかけのオレンジ」を見た後に見たくなった。 今度は「シャイニング」にいっちゃう?? 訓練で精神的に参ってしまい教官を殺してしまう「デブ」の目は、 「シャイニング」のジャック・ニコルソンと同じ目だ。

「ハリーポッター 炎のゴブレット」

ついに映画館で見なくなってしまったハリポタシリーズ。 私の好みではあるのだけど唯一、子供ならではの友情関係のいさかいが わずらわしく感じてしまうのよねぇ。 避けられないことなんだけど。 ハリポタで好きなのはイギリス人俳優がどんどん出てくるとこ…

「時計じかけのオレンジ」

初めて見たのはノーカット版、今回見たのはオリジナル版なので 物足りなさはあったけど大好きな映画☆ (ノーカット版は怖いシーンが満載) 36年も前に作られたのに、ストーリーやキャラクター、音楽、美術など 全てのセンスが色褪せてないところがすごい。 …

「魔笛」

最初は、「何だこれ???」 監督ケネス・ブラナーのアイデアはなかなか独創的で、 思いもよらぬ舞台設定で話が進む。 CGも満載なんだけど、映画的というよりもどことなく舞台劇っぽさがあって、 元々のオペラに詳しい人でもさほど違和感なく見れそう。 私は…

「幻魔大戦」

ストーリーは無理矢理つめこまれた感じだけど、 当時のアニメーションとしては画期的? けっこう見入ってしまった。 製作スタッフ・声優がそうそうたるメンバー。 大友克洋にはまった口なので、楽しめました。

「パンズ・ラビリンス」

これ、何も知らずに見てしまうとエライ目にあう映画だわ! ファンタジーといえばファンタジーだけど、普通に想像するファンタジーじゃない。 子供に見せたら悪夢にうなされるだろうし、まさに大人のためのストーリー。 ストーリーそのものに大きなひねりがあ…

「ラブ・アクチュアリー」

イギリス映画ってだけで贔屓してしまうけれど、 これは見ている間中、笑ったり泣いたりしっぱなしだった。 たくさんの登場人物それぞれの愛を描いていて、 立場は様々だけどみんな一途に相手のことを想っていて、微笑ましい。 愛の始まりだけにポイントを置…

「キサラギ」

密室で出演者は5人だけという、舞台劇のような映画。 話が進むにつれ、謎が紐を解くように明らかになっていく、 ちょっとした推理モノだけど、暗さはない。 アイドルの如月ミキが自殺してちょうど一年、 ネットで知り合った5人のファンがオフ会を開く。 ハ…

「エディット・ピアフ 愛の賛歌」

実在の人物を映画にする時に回想という形で進行するのは よくあることだけど、 これはちょっと時系列がバラバラすぎるかなあという感じ。 それを除くと、ピアフ役のマリオン・コティヤールが印象的で 全体を引っ張っていってる。 本物のエディット・ピアフの…

「小説吉田学校」

三木武吉の本を読んだりしたので、なかなか興味深く見れた。 でも登場人物が多いので、ある程度予備知識がないとついていけない。 (集中してればいいんだけど、何しろながら見だったもので) 森繁久弥の吉田茂はそっくり! 他の人はどれほど実像に迫ってい…

「ヱヴァンゲリヲン新劇場版・序」

TV版はおもしろいと思いつつそんなにハマることはなかったので、 映画館に見に行くのは正直迷ったんだけれど… 行って良かった♪ 絵や音の迫力は映画館でないと味わいきれない。 ストーリー展開のテンポもいいし、 私はTV版よりこっちの方が楽しめた。 デ…

「キリングフィールド」

子供の頃に見て以来だけど、すっかり内容を忘れてた。 「ブラッドダイヤモンド」と似てる…。

「V・フォー・ヴェンデッタ」

ガイ・フォークスをモチーフに、独裁国家となったイギリス政府に対して テロ活動を行う「V」が主人公。 もうちょっと単純なストーリーかなと思ってたけど、 信念や葛藤も深く描いているので意外と複雑。 スティーブン・レイとかスティーブン・フライとか好…

「セレンディピティ」

セレンディピティ=幸せな偶然、って言葉がいいな〜と思って見たんだけど、 これはちょっと…。 最初の出会いまでは良かった。 手袋がきっかけで知り合い、お互い相手がいる身だけど なんとなく惹かれあう。 それなのにわざわざその出会いを放り投げて難しく…

「ボルベール<帰郷>」

最近見た中でいちばん心に残る映画かもしれない。 アルモドバルの映画は昔すごーく好きでよく見てたけど、 ここ最近のは全く見てなかったことを後悔した。 アルモドバルって本当に女性の描き方がすごい。 女性の弱さと強さを見事に表現する監督だと思う。 「…

「天平の甍」

学生時代に先生に読めと言われたなぁ…。 遣唐使の僧たちが鑑真を日本に連れてくるまでの話。 最初の方はみんな「日本に帰りたい〜」ばっかり言ってて、 命をかけて海を渡ったのになんだそれって感じだけど、 鑑真に出会ってからは多大な苦労を乗り越える姿は…

「あるスキャンダルの覚え書き」

バーバラ役のジュディ・デンチはやっぱり凄い。 演じてるんだけど、演技を感じないもんなぁ。 そして美しいケイト・ブランシェット演じるシーバ。 怖い女同士の話と単純に言い切れない現実感があった。 シーバのように甘い蜜に惹かれてしまうことも、 好きな…