キッコーマン「鶏・きのこぞうすい」
小腹が減ったので、ふと思い出してコレを早速食べてみた。
すぐ食べたいけど作るのめんどくさーい!って時に便利な、
レンジですぐできる仕様。
裏面の作り方によると、お湯からでも水からでも作れるようにできている。
- まずは箱の上部をミシン線にそって切り取り、トレイ状にする。
- ごはんが入っている器のラインまでお湯又は水を入れる。
- トレイに器をセットして、レンジで指定時間温める。
- やわらかくなったごはんの上に、フリーズドライの具材をのせてしばらく放置。
- 具材がやわらかくなったらかき混ぜてできあがり!
と、鍋を使うことなく簡単にぞうすいが出来上がる。
ごはんもちゃんとやわらかいし、具材はちょっと細かいけどいろいろ入っているし、
カロリーが控えめ(181kcal.)の割にそこそこの量なのがいい。
が!肝心の味がどうも…。
かなりの薄味嗜好の私が譲歩しても、「雑炊」の美味しさは出し切れてないように思う。
鍋を使う手間をかけても、これなら「ちょっとぞうすい」の方がいい。
いかに簡単に手軽に雑炊を提供できるか、試行錯誤しながら完成した過程は想像できるのだけども、
やっぱり雑炊ってご飯に味がしみこんでこそ美味しいものじゃないかな。
ごはんはやわらかくても、味はフリーズドライされた濃い目の味つけ。
しっかりしてるようで物足りなさを感じる。
それから、容器が熱くなるのに配慮した紙のトレイも親切すぎるほどだけど、
ここまでのパッケージングが本当に必要なのか疑問。
コスト的にも過剰包装としても、「手軽に食べられる雑炊」には
やっぱり大げさに感じてしまう。
エコを声高に叫びもしないし、ロハスという言葉も好きではないけれど、
食べ終わった後のゴミを目にすると良心が痛む。
手軽さを追求するのはいいけど、
そういう無駄をなくしていこうとする企業の姿勢を見ている消費者って
けっこう多いと思うんだけどなあ。
特にゴミを分別する機会が多い主婦層は。
小売価格がどれくらいかわからないけど、自分で買うことはないな…