阿久悠さん追悼

あまりにショックで昨晩はYou Tubeでジュリーを聞いて涙。
今日は急遽、追悼カラオケ大会!
有名どころだけで1時間ちょっと、二人で歌い続ける。
改めて作詞曲を調べてみると、
私が覚えてる限りいちばん小さい頃に大好きで聞いていた曲が
ほとんど阿久悠さんの手がけたもの。

  勝手にしやがれ
  カサブランカダンディ
  時の過ぎゆくままに
  津軽海峡冬景色
  ピンクレディーのヒット曲…

意味がわからんまま歌ってた記憶。


もうちょっと大きくなってから聴いていた曲。

  ジョニィへの伝言
  五番街のマリー
  舟唄
  また逢う日まで
  時代おくれ


ヤマトの「真っ赤なスカーフ」も、デビルマンのエンディングも好きだったなあ。
「時代おくれ」なんて、これぞまさに詩!と言えるし、
「ジョニィへの伝言」とか「時の過ぎゆくままに」なんて
歌いながら泣きそうになってしまった。
この中の1曲だけでもこんな歌詞が書けたら凄いと思えるけど、
これだけその時を代表する歌詞を書いた阿久さんは本当に惜しい人だわ。


先週末、たまたまつけたテレビで半田健人くんが歌謡曲について語っていて、
彼の造詣と語りに驚愕しながら見ていたのだけど、
これにゲスト出演していたのが阿久さん。
でも途中から見たので阿久さんとは気付かなかった。
というのも、あまりに痩せこけて小さくなってしまわれていて、
とても阿久さんのイメージとはかけ離れた姿だったから。
最後の仕事だったかもしれないけど、
人生の最後に半田くんのようにあれほど自分の作品を愛している若い人の存在を
知って嬉しかったんじゃないかと思いたい。
再放送して欲しいな…するだろうな。